もみ消して冬 恋をしたのは兄ちゃんの後輩でした part2

No.16 ページ17

Asaid

あたしが、朝ごはんを食べていると..

ドン！ドン！ドン！

｢うん！？誰？！｣

バンっ！(ドアを開ける)

秀作｢A！ジョン飼っていいて！｣

え？！ジョンを飼うの？

｢兄ちゃん！良かったね！｣

秀作｢うん！｣

兄ちゃんは、すごく嬉しそうだった。

だけど、みんなよく飼うことを決めたなー

なんかあったのかな？

知晶said

昨晩、庭で眠る秀作を見てAに言われたことを思い出した。

"A｢なんで、兄ちゃんに優してあげないの？｣"

全然そんなこと意識してなかった。

でも、Aに言われて改めて考えてみると

秀作は、末っ子の弟だから

秀作は、私たち兄妹より少し劣ってるから

少し馬鹿にしてたのかもしれない

だから、庭でジョンと寝ている秀作を見て

秀作の考えを尊重してみようと思った。

それは、兄さんも父さんも思ってたみたいで

それもあってジョンを飼うことを決めた。

秀作said

リビングに行くと姉さんがジョンと遊んでいた。

それでなぜか楠木くんが凹んでいた。

｢どうしたの？｣

楠木｢なんだか、ジョンが知晶さんの方に懐いてるような気がして...｣

僕は、少し勝った気がして

｢まぁ、そんなともあるさそんなに気にすんな｣

｢ジョンおいで！｣

ジョンは勢いよく僕の方に向かってきた。

だけど...

楠木｢おー！ジョン来てくれたんだねー！｣

ジョンは、楠木くんの方に行ってしまった。

ジョンは、頭がいいから分かったのだろう。

僕より姉さんたちの方が偉いことを

でもいいさ、僕にはプラトンや小岩井がいるから。

でも、まさか僕の一番の味方である小岩井があんなことになるなんて...

一方その頃

小岩井は、断崖の上にいた。

遺言書を残して...

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