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慎「 え、やばいやばい、それ宿題！？ 」
私と友達の朱里の席を通りすがり
そう尋ねてきた、森本くん
朱里「 そうらしいから今からAの見せてもらおうと思ってたとこ 」
�� うわー、まじかー、��
天井を見上げながらそう言って
私の方に目を向ける
慎「 ごめん！橘さん、俺もみせてもらっていい？ 」
申し訳無さそうな顔で手を合わせる森本くん
「 うん、私は全然いいよ 」
慎「 まじ！？本当にありがとう 」
「 あの先生、怖いしね笑 」
慎「 そうそう、俺前に１回提出物忘れてめちゃくちゃ怒られてさ 」
��もう本当におっかない顔してたの、こんな感じ��
そう言ってその先生の顔真似をする森本くん
朱里「 まってちょっと似てるんだけど笑 」
慎「 でしょ？わかってるね、足立さん 」
「 ちょっとディスってるでしょ笑 」
慎「 いやー、割と好評で嬉しいわ 」
朱里「 ていうか、朱里って呼び捨てでいいよ、苗字呼び慣れてないから 」
慎「 おっけ、俺も慎太郎でいいよ 」
朱里「 長いからタロで 」
慎「 うん、別に対して長くないなあ？ 」
「 私も、Aでいいよ 」
慎「 Aちゃん！」
朱里「 よかったね、名前呼び許可おりて 」
慎「 いや、別にそういうんじゃなくて 」
朱里「 Aかわいいからね、しょうがない 」
慎「 いやいやだから、」
朱里「 でもまだやらん 」
慎「 …、手強いなぁ 」
慎「 ていうか2人とも、インスタのアカウント教えてよ 」
「 QRコードでいい？ 」
慎「 あ、じゃあ俺がだすから2人とも読み取ってもらっていい？ 」
朱里「 おっけーい 」
「 はーい 」
【 taro_dayoがあなたをフォローしました 】
@taro_dayo 11分
【 Aちゃんに助けられました 】
「 本当にありがとうAちゃん〜 」
「 いえいえ〜、… 撮ってる？ 」
「 うん 」
「 私面白いことできないよ、あそこで頑張ってる朱里映してあげて笑 」
「 カメラ向けないでよ恥ずかしい！ 」
「 頑張れ朱里ちゃん 」
「 ファイト！ 」
【 @hokuhoku_mがあなたのストーリーズに返信しました 】
( いやお前もかよ、完全に出遅れた感あるんだけど )
【 @coach_yがあなたのストーリーズに返信しました 】
( その課題忘れたやつめっちゃ怒られてたからまじで感謝しなきゃじゃん )
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作者名：胡 桃 | 作成日時：2021年7月17日 21時
