過保護な北斗くん (ページ5)

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過保護レベル５ページ5

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北斗今日の夜、電話できる?

LINEを開いて北斗からの

メッセージに既読をつける

Aできるよ

そう送った瞬間と言ってもいいほど

すぐくる北斗からの着信

北斗「もしもーし」

『はーいー』

『北斗が電話したいなんて珍しいね？』

北斗「いやここだけの話、俺最近寝付きが悪くて」

北斗「誰かと電話しながらだったら眠れるかな～って思って」

『お、それで私を選んでくれたわけね』

北斗「もっと喜んでいいんだよ？」

『すごいウレシイ』

北斗「おい棒読み(笑) 」

．

それから２人で

あのミステリー小説の結末が予想外で

すごく面白かった

とか

じゅったんが授業中に寝てて

先生に注意されてた

なんて他愛ない話をした

北斗「 A～、明日ちゃんと早起き、するんだよお」

『北斗眠いでしょ、呂律まわってないよ(笑) 』

北斗「ん、ちょっと、眠い」

ちょっとなんて言ってるけど

相当眠いはず

『じゃあもう寝よっか』

北斗「うん～～」

久しぶりに

北斗の幼い姿がみれて

自然と笑みがこぼれる

北斗「 Aのおかげで、いい眠りにつけそ、、」

そう言って

ふふなんて小声でちっちゃく

笑う北斗

『それは良かった(笑) 』

『おやすみ、北斗』

北斗「うん、おやすみ、A 」

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なんだか私も今日は

いい眠りにつけそうな気がした

．