私って…【MASHLE】 (ページ6)

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よんページ6

ここは魔法界

みなが当たり前のように魔法を使い

当たり前のように魔法が日常にあるそんな世界

魔法は神から与えられたものとされ

魔法の巧拙によって身分が決まるそんな世界

そんな世界の深い深い森の中に

マ「ふんふんふんふんふん」

この世界とは相反する存在の彼はいた

マ「筋トレ後のシュークリームは格別である」

彼の名はマッシュ･バーンデッド

この世界ではごく稀にいる魔法不全者である

『マッシュ様！筋トレは終わりましたか？』

彼女はアイ･クローツ

マッシュに仕えているメイドである

前の話にあったように自ら進んでメイドになった

マ「アイ

うん終わったよ」

『でしたらおうちに帰りましょう！

旦那様がお待ちですよ！』

マ「そうだね

帰ろっか」

2人が家に向かっている同時刻……

レグロside

ワシの名はレグロ･バーンデッド

息子とメイドと3人で暮らしているシックでエレガントな75歳じゃ…

この歳になると大概のことにはイライラしなくなる

なぜなら積み重ねてきた経験がストレスに対処する方法を教えてくれるからじゃ

そんなことを思っていると家の扉がガチャガチャ音が鳴っている

あ、静まった

と思ったら急に外された

｢ルァァァアッ｣

マ「あ

じいちゃんただいま」

レグ「なんでドア壊して入ってきたんだマッシュ！！」

ワシはマッシュに言った

『申し訳ありません……旦那様……止めたんですが…』

レグ「あ

止めたのね

だから1回静まったのか」

マ「押戸か引戸か分からなくなっちゃって

何とかしようとして…」

何とかしようとしても扉は取れなくない！？

レグ「結果的に壊してっけどね！！」

マ「…ごめんじいちゃん

なおすよ…」

『私も一緒になおします…』

そう言って2人は落ち込む

レグ「いや…まぁ

反省してるならまぁ…」

2人ともすっげー素直なんじゃよな…

毎回…

そうするとマッシュは扉の向きを間違えたままなおそうと…

「ルァァァアッ」

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