私って…【MASHLE】 (ページ20)

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じゅーななページ20

レモンははっとする

レ「まっ…まずい

追いかけて足止めしなきゃ…」

朝には4本足

レ「え？」

昼には2本足

夜には3本足の生き物

なーんだ

レモンの前にスフィンクスが現れ問いかける

レ「絶対…ヤバいやつじゃないですか…」

2人がレモンの元に戻っている時

かなり大きい声なため

レモンに問いかけられていた問題が聞こえていた

『人間…』

マ「え？」

『さっきの問題ですよ』

マ「問題って朝には4本足ってやつ？」

『はい』

マ「なんで？」

『それは…

マッシュ様！レモン様が！！』

タイムアーップ

汝に罰を与える

レ「助けっ…！」

レモンは助けを求めなかった

何故なら自身の行いに後悔をしていたからだ

マ「そんな生き物

いるわけないだろ」

マッシュはスフィンクスを殴った

『マッシュ様…

人間と言いましたよ…』

マ「そうだっけ」

『あれ聞こえてなかったですかね？』

呑気にマッシュに言っているがアイはまだマッシュに担がれている

手足の拘束はマッシュが走りながら解いたため着いていない

レ「なっ…

なんでわざわざ助けに来てくれたんですか？」

マ「…いや

諸事情が僕たちみたいな感じだったら

なんかカワイソウだと思って

それにアイも助けに行こうって言ってたから」

『困った時はお互い様ですから！』

レモンは2人に見惚れていた

レ「…でもたぶんもう間に合わないですよ

今からじゃ…」

マ「僕たちがどうやってここまで一瞬で来たと思ってるんだ」

レ「え？」

『ふふっ

レモン様すごいものが見れますよ！』

一方ゴールでは

ルッチは足止めに成功したと思っている

数多の罠に迷路の番人

そして彼の用意した足止めの生徒

そう誰のことかはお分かりだろう

そんな呑気なことを考えているルッチと

ゴールをした受験者たちの耳にはなにかが壊れる音が聞こえた

ル「(まさか…

厚さ1mいかなる強力な魔法をも防ぐこの…

壁がｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！)」

『マッシュ様…さすがにそろそろ下ろしていただいて…』

マ「ごめん忘れてた」

忘れてた…