じゅーさん ページ16
イーストン魔法学校
魔法界の中枢を担う数々のエリートを送り出してきた由緒ある名門校
編入試験はもちろん難関
そしてその試験を担当するのが
次世代を担うスーパーエリート魔法使い(自称)
クロード･ルッチである
ル「(どれどれ…
今年の志願者は…
名門貴族の長男に
魔法局事務次官の息子エトセトラ
ふん世間的には有名どころと言ったところだな
さすが格式高い我が校にふさわしい意識の高い受験者たちだ…
杖の手入れに魔法書のチェック
試験に対して余念が無…)」
そう思った矢先にガシャガシャと言う音が聞こえた
この音はなんだと思ったルッチは音のする方向を見た
マ「ふんふんふんふんふんふん」
ル「(なんで！？)」
『マッシュ様…
ここで筋トレはちょっと…』
マ「じゃあどうしようか」
『なら筋トレの本を見ましょう！！
頭が良く見えるかもしれません！』
マ「え
今貶された？」
『そ…そんなことは無いですよ』
マ「そっか」
ル「(受かる気あるの？
せめて魔法に関する本であれよ)」
マ「トレーニング後45分以内のタンパク質摂取は基本中の基本だよアイ」
『そういえばそうでしたね！』
そう前にも言った通りアイはなんでも肯定するのだ
ル「(なんか話してるし…
女の方も止めろよ！
お前二本線じゃねえか！
しかも後ろの2人は何？
全然隠れられてねーし
…まぁいいどうせあんなふざけたやつは試験で直ぐに落ちる
あの女も二本線だがしょうがないな)」
二本線を舐めないで欲しい
まあわからんでもないが…
レ「本当に大丈夫なのじゃろうな」(小声)
ブ「オレの段取りが信じらんねーのか？
アザも本物そっくりに作ってある
たぶん面白いもんが見られるぜ」(小声)
面白いものとはなにか
それは後にわかる事だ
マ「ねぇアイ試験ってどんなのだろうね
なんとしてでも受かんなきゃね」
『ですね！
私も頑張ります！』
ル「初めまして諸君」
「どこからか声が！！」
ルッチが炎の中から出てきた
これも魔法の一種である
____
キリが悪いけど次行きます
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作者名：ぴっぴ | 作成日時：2024年3月5日 14時
