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A「あっ!」
圭人「どしたの?」
A「大事なもの忘れてきた」
亡くなったお母さんからもらった鏡
私がお守りみたいに持ってる形見
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急いで教室に戻って机の中を確認するが
A「……… 無い」
圭人「何がないの?!」
一緒に上がってきてくれた圭人くん
A「大事な、鏡、、」
圭人「鏡 … わかった、俺も探す!」
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学校中歩いて、探し回っても見つからなくて
時刻は20:10
教室に戻ってきてまた確認しても無い
A「……… どうしよう」
教室の隅にしゃがんで 泣きそうになった
「これ、違う?」
A「えっ?」
聞き覚えのあるその声は圭人くんではなくて
A「知念くん ……」
そしてその手に持ってるのは
A「これ、、!」
侑李「そこのロッカーの下」
知念くんが指さしたのは教室のロッカー
よく見ると下に少し空間があった
A「もしかして、」
少しホコリっぽく汚れたタキシード
A「探してくれてたの?」
侑李「……… うん、あと、」
侑李「今朝は、ごめんね」
A「………… ううん、」
侑李「僕動揺してて、傷つけちゃった」
A「ううん、大丈夫」
侑李「それ大事なんでしょ?」
A「………… うん」
侑李「いつも肌身離さず持ってるの、見てたから」
A「知念くん、、知っててくれたんだ」
侑李「……… 仮でも、Aの執事だからね」
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作者名:秋 | 作成日時:2020年2月16日 12時