【ヒロアカ】トガヒミコの妹 (ページ5)

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3話分からないページ5

そういえば、さっきの変わった髪色の子の個性

｢……おぉ、炎と氷｣

いいね、使えるよ

千切れた緑色のミサンガを手のひらに乗せ、見つめてみる

｢……私は、今やっている事が正しいのかわからないんだ｣

私にはお姉しかいない、だからお姉に合わせてきた

いつの間にか常識という言葉が頭から抜けていった

でも、このミサンガを見て、はっとしたんだ

｢私は分からないけど、でも、きっと、今やっている事がいけない事だということは分かってるつもりなんだ｣

森のお散歩、なんて言ってた死柄木さん

ヒーローの卵を潰す、っていうのが目的なのはわかってる

｢雄英…あと、しけつ？だっけなんて読むか分かんないけど、その辺かな｣

でもきっと、これをくれたあの子は居ないはず

無個性、って言ってたんだから

ト｢？A、どうかしました？｣

｢ううん！何でもないよ、お姉！｣

ま、今は"演技"を続けよう

｢あれ？死柄木さん！その写真なんですか？｣

そして私は、あえて"バカ"を演じ続ける