きみの特別席

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真『 さぁ？でもさ…… 』



楓『 ん？ 』



真『 ハセちゃんが登坂に告ったら、上手くいく気が

するんだけど？((ﾆﾔ 』







ﾌﾞﾊｯ







ｱﾅﾀ『 はあ！？ 』









ビックリしすぎて水吹き出しちゃったじゃん！



あ、ちなみにハセちゃんとは私のことです。

長谷川の ” はせ ” で ” ハセちゃん ” ね









楓『 わたしもそう思う 』









え、もう！


楓ちゃんまで〜！！








ｱﾅﾀ『 そんなバカな…ないない 』



楓『 だって、一年の時から同じクラスだし

女子の中で一番仲いいっしょ？ 』



ｱﾅﾀ『 そ、そんなことないでしょ 』



真『 いやいや〜

はたからはそう見えるよー？ 』









いいじゃん登坂〜なんて茶化してくる2人









ｱﾅﾀ『 ないって〜 』








なんて笑いながらも


目はグラウンドの登坂からそらせなくなってる







まじ？


ほんとにそう見えてるの？







だとしたら……



めちゃくちゃ嬉しいんですけど！！？






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