スパドラ短編集 (ページ1)

今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:1,870 hit

ヤキモチ（ジャン）ページ1

「ジャン～、ご飯できー」

ジ「あ、もか？？この部分もう少しだけトーンあげれない？？うん、雰囲気もうちょい明るめにいきたいんだよね、、、、、明日？？じゃあ、家来て？？そこで撮るからー………」

同棲して3ヶ月
スパドラのお仕事と並行して、個人のお仕事も増えてきたジャン

〖夕食は一緒に食べようね〗

同棲する上で決めたルールだったのに、最近は1人で食べることが多い

元々ジャンのファンだった私は、作曲する上でジャンが女性の方と一緒に作曲することがあるのは知っていた。

お仕事だから仕方ない

わかってるはずなのにどうしてこんなにもやもやするんだろう

ジャンの夕ご飯にラップをかけた後、スパドラのLIVEを見ながら、1人でひっそり夕ご飯を食べる。

「推しと恋愛するなんて間違ってたのかなぁ」

誰にも聞こえないはずなのにふと漏れた心の声

(俺の隣にいない no why? 幸せな毎日が今は抜け出せない悪夢のようbauk in the day 巻き戻してあのひのままで)

こんな時に限って流れてくるBringbackのジャンのラップパート

「あれ、私もしかして泣いてるの？」

目をこすると手が濡れる

原因は私の涙であることは誰の目にも明らかだ

「ジャン、私寂しいよ、、、」

階段を降りてくる音がして急いで涙を拭う

ジャン「あれ？泣いてる？？」

「あくび出ただけだよ、眠いから先寝るね」

と言ってリビングを出ようとしたその瞬間、背中に温もりを感じて立ち止まる

ジャン「おい、泣くなら俺の前で泣け、俺のいないとこで泣くな」

バックハグをされた状態の私の涙は止まらない

「誰のせいで泣いてると思ってんの！！お仕事そんなに大事なわけ？？結局好きなの私だけじゃん！！バカみたい！！！」

体を180度回転させられてジャンに抱き上げられる

「子供扱いしないで！下ろしてよ！」

ジャン「下ろすわけないでしょ、好きなのがお前だけなんて誰が言ったわけ？」

ジャン「寂しい思いさせてごめん、でも、俺のお前への気持ちに嘘はないから、なんなら、俺からの愛の方が重いから安心して、ね？」

頭ポンポンされながらしっかりみつめられたら、許しちゃうよ私、、

わがままだしヤキモチたくさん妬くけどこれからも大好きだよ