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ハルヒside
ハ「A、放課後になったし一緒にホスト部に行こう」
『あ、行きたいのはやまやまなんだけど、この後先生方に呼ばれていて…』
そっか。まだA初日か。
色々と済まさなきゃいけないこともあるのだろう。
ハ「じゃあ先にホスト部に行ってるね」
また後で、と言って教室を後にする。
か弱い女の子で可愛らしい子と新しく友達になれてとてもワクワクしていた。
その後の事件のことなんてつゆ知らず…。
鏡「今日はAは来ないのか?」
ハ「Aなら今日は先生に呼ばれてるって…」
鏡「?今日は確か職員会議で先生方は時間を取れないはずだが…」
え??じゃあAが呼ばれたのって…
馨「あれ、あそこにいるのAじゃない?」
窓際にいた馨は外に向かって指を指す。
光「ほんとだ。なんか黒スーツの人達に囲まれてるけど…あれ大丈夫?」
それを聞いた途端モリ先輩とハニー先輩は窓を開けて飛び出した。
ハ「ちょ!先輩ここ3階!!!」
自分も急いで階段で下へ行こうとすると、
「「あ、投げた
……Aが」」
「「「は?」」」
急いで窓に駆け寄り外を見てみると背負い投げをして黒スーツの男たちをどんどん投げていくAの姿が目に映る。
え??なにこれ、幻覚?
あのか弱いAが???
一通り倒しきるとAはその場で倒れてしまった。
ハ「え、ちょ、倒れちゃいましたよ!?A」
鏡「ハニー先輩がいるから大丈夫だろう。話は詳しく聞かなきゃだが…」
窓の外を見るとそこにはAの姿はなく、数秒後にはAを抱えたモリ先輩とハニー先輩がいた。
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作者名:Lion | 作成日時:2024年2月23日 0時