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ハ「――！―――！」
遠くからハルヒくんのような声が聞こえる。
目の前はぼやけてて真っ白だ。
『……あれ？ここは……』
ハ「あ！気づいた？」
やっと視界が明瞭になってきて周りを見渡すとそこは更衣室だった。
確かさっきまでハルヒくんに相談事をしてたはずで……。
ハ「話の途中でのぼせちゃったみたい」
みんな外で待ってるっぽいからそろそろ行こっか。
そうだったんだ。皆をおまたせしてるなら早く行かないと。
『――って！なんでハルヒくんが女子更衣室に！？』
こここ、こここここ、ここ、""女子""更衣室では！？！？
ハ「あ、さっき言おうと思ってたんだけど、実は自分女の子なんだ」
『えーっ！？！？』
鏡「遅いぞ、2人とも」
『ハルヒくんは……ハルヒちゃんで……ハルちゃんでもあって……男の子の格好してて……でも女の子……』
「「その様子だと知っちゃったみたいだね」」
環「ハニー先輩は元々その予定で連れてきたんでしょう？」
ﾊﾆ「えー？なんのことー？」
ﾓﾘ「……A、女友達欲しがってたしな」
鏡「ハルヒも心做しかスッキリしてるし、良かったんじゃないか？」
『……そっか、女の子の友達か』
ハ「ん？Aどうしたの？」
『……ハルヒ、って呼んでもいーい？』
ハ「！……もちろん」
環「可愛い2人の笑顔が見れて、もうお父さん泣きそう〜」
「「A〜、僕らも呼び捨てにしてよ〜」」
『えっと、光？』
光「うん！」
『……か、馨』
馨「なーにー？」
『えへへ、3人とも大好き！』
光と馨とハルヒにぎゅっと抱きつくと3人とも抱き返してくれた。
ﾊﾆ(免疫ない割には自分から引っ付いちゃうよねぇAって、さっすが僕の妹！)
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作者名：Lion | 作成日時：2024年2月23日 0時
