検索窓
今日:7 hit、昨日:13 hit、合計:1,531 hit

*** ページ19

ハルヒside
 
『……ハルヒくん』

ハ「ん?どうしたの?」

ハニー先輩が居なくなって少し経った後、こちらを向くA。

そんな改まってどうしたんだろう?
 
『実はね、私、あまり男性に免疫というか、男性経験というものが無くてね』

『最近少し距離が近い男の人がいると心臓がバクバクする時があって……』

『やっぱり私の心臓まだそんな良くなってないのかな……』

それは心配だね、なんて言葉を言おうとした瞬間今の自分の姿を思い出す。

そうじゃん!今男装してるからAにとってはまだ自分男の子なのか!

けど周りはみんな男だから1番女っぽい自分に相談したとかそんなところだろう。

今更ながらすごい申し訳ないな。

正直バラしてもいいと自分は思ってるし、少し前にハニー先輩に聞いた時も

ハニ「ハルちゃんが話したくなった時に伝えてあげたらいいと思うよ」

なんて言われて、それでずっと迷ってるうちにこんな困ってたなんて……。

やっぱり言おう。Aはハニー先輩の妹で、自分の友達なんだ。信頼出来る相手だ。

ハ「A!実は……」

意を決して自分の性別について告白しようとAに目を向けると、茹でダコのように真っ赤になったAの姿がそこにあった。

ハ「え!?A!!!大丈夫!?」

***→←***



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:桜蘭高校ホスト部 , 常陸院馨   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Lion | 作成日時:2024年2月23日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。