私は文豪です二 (ページ10)

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十八話ページ10

あの日から、ずっと鏡花を
避けてる気がする…

『どうしよう……』

神「どうかしました？」

『神崎さん…少し、鏡花とあって…』

神「あぁ…一回話してみて下さいよ」

『でも……』

神「女同士ですし、恋バナに
花を咲かせましょうよ！私も、お仕事終わりましたし、みなさんもう、部屋にいるはずですし
ね！」

『そう…ですね、たまにはいいですよね！
女子会ですね！』

神「ふふ…そうですね！」

『？』

神「なんでもないですよ！
椅子をこっちにやって話をしましょう！」

あれから、何時間経ったんだろ
時間を忘れて楽しむってこんな感じかもね

てか、私の話しかしてなかった…

『ごめんなさい！私の話ばかり…』

神「全然楽しかったしいいですよ」

『私、帰って手紙書かなきゃ！
ありがとうございました！神崎さん！』

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その話を《全部》聞いていた
尾崎一門

そして、鏡花さんは、風華が自分が好きだと
確信した。

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ふふと神崎さんが、
笑った理由は、尾崎一門のみなさんが
隠れていたのをみたからなのである