私は文豪です二 (ページ35)

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三十八話《本気でおこだよ》ページ35

秋声目線

『……』

正直言って、風華が怒ったら怖い
無言で蔑んだ目でこちらを見てくる
でも良い事に今回は僕じゃない

太宰さんと織田作さんだ

安吾さんは曰く、風華の本の感想を
馬鹿にして居たらしい

風華が怒るとか中々のものだ

織「風華…さん？許してくれへんか？」

『……』

太「風華ちゃん……」

『……』

こうゆうことは、素直に謝った方が良いのに
此処までくると尾崎先生でも手がつかない

朔「風華ちゃん…？大丈夫？」

『朔…だいじょうぶだよ？』

本人は無自覚か…恐ろしい…

白「風華大丈夫かい？目が、中々の物
だけど」

『白秋君までそんなこと言うの？』

無自覚がこんなにも怖いとは

『なんで作者本人の前でそんな事言えたね？
良い度胸してるのね？

確かに私のは、馬鹿馬鹿しいよ
鏡花や秋声みたいになれてないからね
有名でもないしね』

織「あの…『でもさ、可笑しいよね？
言っていい事と悪い事があるよね？いつでも
子供くさいことして何が楽しいの？』すいません…」

言葉責め

堀「秋声さん止められませんか？あれ…」

「僕じゃ無理あぁなったらもう素直に言葉責めを聞くしかないよ」

『あのさぁ、馬鹿なの？』

織・太「「ひっ…」」

『なんでわかんないかなぁ…』

江「今日は風華さんはオラオラですね」

『織田作も太宰もいい大人だよ？
いつまでも出来ないことを馬鹿にする？
普通は、可笑しいよね？
嫌でも分かるでしょ？』

これはやばい…