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三十三話 ページ29
貴方目線
私はみんなとは違って、
全然みんな私のこと知らないし
きっと興味なんかない
そう考えるとなんか悲しくなる
だって此処にいるのはみんな、みんなに
知られてる人ばかり鏡花も、秋声も
だから、せめてその気持ちを押し詰めて
みんなに知られないように笑顔で守った
前も、それを隠してストレス溜めて…
だって嫌だったんだもん
ずっと笑顔でいるのは正直、楽になりたかった
第一の人生の中でなにか良いことが有ったのだろうか？
尾崎先生も励ましてくれた
でも治らないこの嫉妬は、
その感情はきっとずっとあるのだろう
心の中に、私だって名が知られたかった
作品だってまだ未完成のもあった
全部書き終えてれば良かったなぁ
第一の人生に未練たらたらだ
馬鹿みたい
この第二の人生を貰えたのは嬉しい
鏡花と付き合える事になったのも嬉しい
受け入れてくれたのも嬉しい
でも、正直鏡花には半分も
私の事を言ってない
同情とかをして欲しくなかった
ドンドン！
泉「風華！いるなら返事をして下さい！」
少し意地悪だけど出れない
出たくないの…
ごめんね…鏡花
今は誰とも会いたくない…
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おとはみゅーず(プロフ) - 更新頑張って下さい！応援しています(⌒▽⌒) (2017年12月20日 3時) (
レス) id: a081f2c9a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kanon | 作成日時：2017年12月16日 22時
