私は文豪です二 (ページ18)

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二十五話ページ18

『わぁ最近の図書館って進化してるねぇ！
昔は全然違ったのにさ！昔はZA☆大正！
みたいな？感じだったでしょ？
今の時代は凄いねえ！』

「そうですね～最近の技術は進歩してるみたいですよ？なんか、いつも神崎さんが使ってる
機械がいっぱいありますし」

『入ってみよっか？』

「はい」

『みてみて鏡花の本いっぱいあるよ(小声』

「風華のもありますよ(小声」

『嬉しいなぁほんとだ私も少しは、名前知られてるのかなぁ(小声』

「きっとそうですね(小声」

子供「おねーちゃん！このお本読んで！」

親「ちょっと、苗だめでしょおねーさん
困らせちゃ！」

『お母さん大丈夫ですよどの本？』

子供「これ！」

『えーっと、ごんぎつねか…新美君か…
読んであげる！』

子供「やった！」

優しいのが良い所なんですもんね風華の

そう言えばちゃんと話したのも、
図書館だったんですよね

あの時の風華はまだ僕に敬語を使ってましたよ

その後に、秋声にはって言って
無理矢理、呼び捨てにさせたんですよね
あの時は物凄く嬉しかった…
もしかして、僕って前から、風華の事を…

『鏡花もこっちにおいでよ！』

「はい」

子供「おねーちゃんとおにーちゃんって
こいびとなの？」

『え⁉』

子供「どうなの？」

『そんな訳ないでしょ⁈」

子供「あやし～」

『子供がそんな事聞いてはいけないの！』

いつかは、そうですって言える日が
くるのでしょうか…