世界へ 6章 (ページ28)

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4人と別れてYouTube用のカメラを持ったジヌを連れて、ステージ衣装を着てメイクをしてるとマネオンニがやってきて…

「え！帰国してたんじゃ」

MN「おう、帰ってきた！これぶら下げてたから会場入れるんよ」

ノアマネージャーと書かれた名札を首からぶら下げて、
しっかり自分の立場を有効活用してたオンニに笑ってれば

MN「最近は殆どメイクも髪も全部アイがやってるよね」

「うん、ヘアメイクアップアーティストだもんねえ〜
衣装も殆どスタイリストオンニに聞いてメモとってきてくれてるお陰で全部完璧でステージ上がれてる」

MN「ほんとすごいわ…」

AI「いやいや。Aちゃん見てると、この人の全部私が手掛けてあげたいって思うんだよね。私休みの日にほかのメイクさんにやられてるのとか見ても、私が1番良さを引き出せるんじゃないかって思っちゃうもん」

「心強い味方が、、笑」

化粧や他のこと全てを終えてステージまで時間が空いたから
控室を出ると彼らがしっかりメダルを貰ってて…
思わず感動してまた泣きそうになる。

MN「…ロドリはAによく似てるよ。
ずっとAを隣で見てるけど…似すぎてるね」

優しく声をかけてきてくれるオンニ

MN「仲間のために全力で走って、仲間がファウルされたら全力で怒りに行って…一見怖くて荒そうに見えるのに実は繊細なプレーをするところ…

ワールドカップの後、あの子は賞賛されるよ。

彼が1人で何倍も走ってくれたから掴めた優勝だ…
彼がいなければ優勝できていないって。

Aにそっくりだね」

「わかんない、みんな私に似てるっていうの…」

MN「Aはグループの知名度獲得の為にソロで仕事する時もBLACKPINKのノアとして仕事してる…あの子たちの何倍も忙しいのに、メンバーが叩かれた時は1番に行動を起こして、見た目は少しチャラチャラしてるように見えるけど…実はメンバー１繊細に踊るし、優しい歌声の持ち主だと思ってるよ。

アナタたちは出会うべきして出会ったんだろうね」

こっちに気付いて手を振るロロと相まって大泣きする私と

AI「これがノア秘伝のフォータープルーフです。笑笑」

MN「雨でも傘ささない女用のメイクですね。笑」

Jn「この化粧品バカ売れするぞ〜、笑」

バカにしてくる3人

幸せだった。