世界へ 5章 (ページ10)

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マネオンニはオンニの友達に会いに行ったから
私もジェスたちのいるフジテレビに向かうけど …

結局入れないし押してるとだけ連絡があったから
1人で冬の公園で待ってたらヒカルくんから連絡があって

[今暇しとる？]

[暇しとる。公園におる]

なんて連絡したらすぐに既読がついて電話がかかってきた

『え？うん、オンニいないからガチの一人だけど』

はあ！？なんて言われて、迎えが一瞬できた。

『早…』

HI『夜飯食べた帰りだから。今何してるんやろ思ってなんとなく電話かけたら夜中のお台場公園に一人でいるって言うし、急いで迎え来たわ』

すごすぎ、この人彼氏並じゃん……

HI『フジテレビで誰待ってるん？』

『私の親友のジェシー…お仕事押してるって連絡あったんだけどそれ見てなくて散歩がてら来ちゃった』

なんて言ってたらマフラーを巻かれた

『ヒカルくんって何者なの？』

HI『それはこっちのセリフや。笑』

寒いのに車から降りてくるし、カメラを持ったお兄さんも来てくれるし…とても申し訳ない気持ちになる

HI『……カメラもうええわ、まえすもここ座って3人でカメラなしのガチ本音トークしよ』

あらいきなり

HI『Aはさ、何者なん？笑
ぶっちゃけ音楽と女優業どっちに力入れたいん？』

考えたこともなかった質問で戸惑う

『どっちなんだろう…BLACKPINKでいるなら、音楽も全力でやりたいし…BLACKPINKを有名にするためなら女優も頑張りたいんだよね…でも私結局どっちも中途半端になってるからさ…』

MA『いや中途半端どころか女優業も
本業の人追い抜かしてもうてるやんwww』

HI『ほんまにな。何言ってるんかと思ったわ』

『私には運が味方してくれてるから何やっても上手くいってたの。これが行かなくなったら大変だよ…笑』

真剣な顔で見てくるヒカルくん

『私の実力で上まで行けてなくて…いつも大きな力を借りてるの。

ディズニーチャンネルのディセンダントと
ハリーポッターシリーズの新作に出てるってだけで、この子は誰だ？ってなるし…

ハリウッドではいつもライアン・レイノルズの力を借りている気がするし…

……私の力で何かを成し遂げたことってなんだろうね』