世界へ 5章 (ページ40)

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JEONGHAN side ページ40

Aが日本での活動が始まって俺たちでも知ってるあのワンピースの映画に抜擢されて、日本とスペインと韓国を往復している。

WZ「はあ……ヌナ本当にすごいよね…なんでこんなに凄いんだろう…はあ…ヌナって天性のアイドルだよね…」

「そうだね〜…」

なんて宿舎でジフニとのんびりしてたら
【NOAH's Life】から新しい動画が公開された。

【大好きな曾お祖母様と私】

WZ「ヌナって曾お祖母様って呼ぶけど、なんで？
普通曾おばあちゃんとかじゃない？」

「なんか曾お祖母様は結構身分高いらしいよ？
土地えぐいほど持ってるらしい」

WZ「まじか……。テレビに繋げてみようよ」

幼いAが映った

"こんにちは。私はAです。
今日は曾お祖母様に会いにウクライナに来ました〜！"

なんて言いながら

"曾お祖母様に歌手になりたいって伝えに来たの。
みんなに反対されてるんだけどね…デビューしたらこれも公開してやるんだから！笑"

Jn"こちらがトカチョフ家の悪童です。笑"

弟のジヌとケラケラ笑ってて、正直今と何も変わってない…
今より少し幼くてスッピンなだけ…

"お祖母様、私ね…実は、歌手になりたいの…"

"アナタの好きなジャスティンビーバーみたいな？"

"ええ。歌って踊れる歌手になりたいの"

"ねえ、ノア"

WZ「あ、そっか…昔からヌナは
この人にはノアって呼ばれてたんだっけ」

「そうそう」

"この世界に、平和や平等なんてものは存在しないのよ"

ぽけーっとした顔でお祖母様を見てるA

 "だけどアナタの歌声だけは、世界中の全ての人達を幸せにすることが出来ると思うの"

！！

"韓国で歌手になりたいのでしょう？アナタの従兄弟のように。いいのよ、こんなに頻繁に会いに来なくても"

Aの言いたいことを全て理解した上で笑顔で送り出していて

"アナタが世界一の歌い手になったら逢いに来なさい"

"何十年もかかるのよ…"

家族や親族みんなから反対されていた
Aは抱きついてすごい勢いで泣いてて、

"離れていてもアナタは私の娘よ。
そんなに泣いていたら叶う夢も叶わなくなるわ"

60過ぎても美しいお祖母様の横顔はAにそっくりだ

WZ「Twitterがいい意味で荒れてる…シャンクスの言葉としてそっくりそのまま使われてるらしい…うわー！！早くみたい、」

「韓国も海外版もウタは全部Aらしいね」

WZ「………働きすぎだろ、、」

「それな」