世界へ 5章 (ページ33)

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夜にはある程度歌詞とメロディーが頭の中で纏まってきて

閉園後練習してるそのショーを見せてくれるっていうからみんなで閉園後ものんびり待っていればリハーサルらしいものが始まって

"３台しか用意できなかったので片耳ずつになってしまうんですけど、これどうぞ。ホテルに泊まっている方にネタバレになってしまうので音ありでお見せすることは出来ないんですけど…これが実際に使うものになります

あのライトが点灯したら再生ボタンを押してもらうとタイミングがバッチリあいますのでお願いします！"

チェヨンと片耳ずつ聞くけど終わった頃には泣いてた

『私、もう完成しそうです。ちょっと
本社にあるピアノでやってもいいですか』

SHINeeオッパたちとチェヨンと別れ、本社のピアノでひたすら弾いて歌詞を書いて色々やってたら心配そうに見に来た社員の女性

『まだいらっしゃったんですか！？…あ、私のせいか！』

"すごい真剣だから今回きづいてもらえてよかったです。
さっき入って夜食をと思ったら気づかなかったので、笑

さめちゃったので交換しますね！"

目線の先にはいつの間にか置かれてたディズニー内で食べることが出来るギョウザドッグが置かれてた。

『うわすいません…全然声掛けてくれてよかったのに！笑』

"いやいや邪魔は出来ませんよ、、！笑"

この人は実際に今回のショーに大きく関わっていて、私を抜擢してくれた張本人の鈴木さんという方で

『ここのサビの、ここがなんかパッとしなくて…
これがどうにかなれば絶対いいと思うんですけど…』

"じゃあ…歌詞、みんなで考えますか？"

『え、そんなこと出来ちゃうんですか』

他にも今いる社員さんや本社の前を通りかかった
キャストさんを連れてきてくれて

英語版もサビの歌詞が出来上がって

＿＿＿＿＿

君の願いに君の夢がある

 だから伝えてその想いを

 夜空に輝く星のように

 君の願いが君の世界を輝かす

 I dream…

＿＿＿＿＿

『あとはピアノ以外の音をいれれば完成だと思う！
こんな時間まで拘束しちゃったな…ほんとごめんなさい』

みんな明日休みだって言うから
24時間空いてるお店で奢りまくった

〔ロロ、最近私はずっと日本にいるけど…
私今日1日すごく頑張ったと思う！〕

de〔本当？今度一緒に日本行きたいな〕

〔勿論。ワールドカップが終わったら
ディズニーシーで夜のショー見ようよ！！〕

de〔絶対だよ。約束ね〕