JEONGHAN side ページ19
赤いドレスに髪を上で束ねてる
美しいAの耳には見た時もないピアス
深呼吸してから天を見上げたA
《久しぶりに帰った故郷 話したいことは沢山あったけど
夢を追い求め アナタとの時間を諦めたこともあった》
……
《一族大反対だった私の夢 アナタだけは違かった
世界へ羽ばたけとアナタは幼い私にノアという名前を授けたの》
綺麗だなあ…
《アナタは私を抱きしめて、こう言ったの
「アナタが世界を正すの アナタにはその素質がある
アテナのように守るために戦い、アフロディーテのように美しく、プロメテウスのように賢くなりなさい」 神話が大好きだったアナタらしい言葉ね》
SC「やー、俺会った時ないのに泣いちゃいそうだよ、笑」
《"ノア・ハルモニア・ニケ" アナタがくれた名前
幼いことからあなたにだけ呼ばれてたノアという名前が
今は世界中で知られ、呼ばれているわ》
とても優しい表情で歌ってて
《読んできた本の中には英雄やヒーローがでてきたけれど、私は何もない。だけどアナタはこう言ったわ。
「ノア、スーパーヒーローでなくていいの。アナタはアナタ。アナタという才能を持って生まれた。生まれた時から全ての人が英雄でありヒーローなの」と
皮肉なことにそんな私は今やワンダーウーマンよ。笑》
その瞳は少し涙ぐんでた。
"今アナタのくれた名前でステージに立って
アナタのいる空へこの歌を届けるわ。夢を叶えたと、
アナタのために世界を飛び周り生きていくわ
そうすればいつまでもアナタは寂しくないでしょう？ "
英語だらけの曲なのにサビが韓国語で驚いたけど
明るい曲なのに歌詞がとても良くて泣きそうになる
《悲しい曲にはさせないわ これは私の決意表明
これからも私はアナタのために歌い続ける
声が枯れたらここにいると踊って気づかせてみせるわ
だから心配しないで あの頃のように負けたりしないから》
小学生の頃の写真が流れてくるけど小さい頃のAは傷だらけでよく俺はすぐ転ぶドジっ子だと思ってたな。
T8「え、これなに？」
VN「昔のヌナだよ、ハーフ顔だからいじめられてたの。
ハニヒョンは気づかなかったけどね」
「おん……なんで気づかなかったんだろ、こんな凄かったとは、、」
と鈍感な自分が逆に怖かった
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作者名：Starose | 作成日時：2023年11月21日 13時
