世界へ - ４章 - (ページ8)

今日:22 hit、昨日:5 hit、合計:47,125 hit

＊ページ8

「同じ韓国アイドル同士なんて
お互いに足を引っ張り合うに決まってる…
ジェニとカイオッパでよく分かったでしょ」

そんなことはないと、言えなかった。

「私たちはお互いのためにならなすぎる」

SC「ハニとは確かにそうだけど…
Aや、お前恋愛禁止じゃないの？」

「新人の時はね。社長にも伝えてある、彼氏が出来ても仕事の手抜きも匂わせもしないしちゃんと公開してほしいって。今まで通り全てのスケジュールをこなすから目をつぶってほしいって」

本気のヌナに何も言えなかった

「……甘え考えだって分かってる。でも、
私はみんなが思っているほど強い人間ではないから…

あと、さっきの電話のリアムペインは確かにハニの知ってる私が昔から大好きだった1Dの彼だよ。

2015年のディセンダントの撮影の時に監督がサプライズで連れてきてくれて…その時に連絡先を交換したんだけど
今撮影してる''コーダの愛のうた''で共演するの。

……でも、彼は私の、その相手じゃない」

苦しそうに微笑むヌナに

「……私の表に出せない苦しさとか、プレッシャーとか…辛くてどうしようもないこの感情とかを……理解してくれるような…、」

何も言えなかった

「過去に彼もワン・ダイレクションの活動ですごく苦しんだ記憶があるから、私をずっと気にかけてくれてる。

'彼ら'は……私自身を見てくれた。」

俺たちが知らないだけで、
ヌナはたくさんの男たちに誘われて

「他の男たちはみんなボロを出すけど彼らは信用出来た…彼から離れられないくらい依存してるのは私も分かってるんだけど、、」

信用も出来なくなっていたんだ。

HN「お前男に誘われまくってんの？」

「だって私はあのBLACKPINKのノアだもの。
それにハニは、私に連絡をくれなかったでしょ」

__ヌナ最近何してるのー？

__わかんない。連絡してないから

__え、なんで！？

__迷惑なんじゃないかって思って

WZ「ヌナ、それはヒョンが迷惑かけたくないって思って…」

「ハニを迷惑だなんて思ったことないのにね」