世界へ - ４章 - (ページ6)

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「シュア、私は馬鹿じゃないよ？」

もうこんなの彼氏がいるって言ってるようなものじゃないか

WN「え…でもヌナ、ハニヒョンの気持ち知ってるんじゃないの？」

「……」

目を逸らされた

WN「ヒョンがヌナを一途に思っているけど、ヌナには違う人がいたんだね…」

声が上手く出ない

「彼氏じゃない」

ああ、なんだか呼吸がしずらい

「だって私を理解してくれる人がいないから」

でもそれ以上に苦しそうだった。

VN「ウォヌヒョン、ヌナに意地悪しないでよ」

WN「あ、ごめん。そんなつもりじゃないんだ、
ただ気になっただけ…でも韓国人じゃないんだね」

ウォヌに大丈夫だよ、って笑うAに着信があった

♪～僕らが築いたhistory

「「………」」

名前が見えたんだ

「ごめんちょっと出るね、好きに過ごして」

まさかと目を疑ったんだ

【Liam Payne】

嘘だと言って欲しかった

__A誰となら付き合うの？

__確実に手が届かないレベルの人。ネイマールとかえぐいレベルならOK。世間のみんながこの人なら…って何も言えない人ならいい

全ての会話が蘇ってくる

確実に手に届かないじゃないか。

Aは元々彼らが大好きで、Xファクトリーを見ながら育ったし、彼らの韓国公演も行ってた…

「ウォヌや、終わったんだ、俺の片想いは」

WZ「……少し…いや、あっちで
活動をし始めてから嫌な予感はしてた。

あんなハードスケジュールを心の支えもいないまま耐えられるわけないって…この音楽業を生き抜く術を持ってる人が絶対に近くにいるって思ってた…」

Aが彼らがデビューする前に言ってた

__俺英語わかんないけど誰好きなのー？

__この1！センターのサラサラ髪の王子様！！
リアムペイン！歌も上手で最高だよ！

__デビューしたけど、、どれ？あのサラサラ髪

__うん、この人だよ〜へへ、

Aは…

「ごめんね…遅くなっちゃった？」

SC「ううん、大丈夫」

夢を叶えたんだ

だからあの時Aだと気づけなかった。

「ハニや、どうしたの？」

それくらいAは美しくなっていたから

HN「うん、大丈夫。明日仕事だからもう帰るわ」

「え？もう？まだ何m「また今度」」

俺はもう負けたんだ。