世界へ - ４章 - (ページ42)

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私たちはワールドツアーが始まるのは
2022年の10月だからあと1年近くあるわけで…

私は比較的コロナ前よりとても暇をしている。

メンバーは殆ど海外にいるから韓国にいても暇だし
撮影がある以外はほぼずっとスペインにいた。

韓国の流行りに敏感で右向け右のような文化とは違って
ここではみんな違って当たり前な文化だし、知名度もそこまでないからすごく気持ちが楽で

「………」

韓国に帰ると改めて自分の存在に気付かされる。

フィフス・ウェイブの撮影の合間に韓国での仕事があったから帰国して…

コーダ愛のうたの撮影地とフィフス・ウェイブとその他諸々映画の撮影地をひたすら行ったり来たりしながら、韓国とアルゼンチンを行ったり来たりしてて…

疲れも溜まっていたのかもしれない

【BLACKPINK ノア、Netflix映画「ハート・オブ・ストーン」の撮影中に大怪我を追い、降板。代役はガル・ガドット】

だから撮影中足を折る大怪我をしてしまって、

「………はあ、、」

韓国に急いで帰国。

MN「……これ当分は病院から出れないわね…
一旦入院ね。病院側には許可とってるから大丈夫よ」

病院の前には大量の報道陣で、元気なのに出れなくなった。

【ごめんなさい。アナタたちがそこにいる限り私はここから出ないよ。押されて転んだりしたら大変だからね】

だからストーリーでこの非常識具合を晒しておいた。

「はあ…全く、懲りないな…」

ずっと一人でいるというわけでもなく

OM「A、元気してる〜？笑」

《はあ…ママ、そんなに暇なの？毎日来てるわ！笑》

OM《こういう時くらいいいじゃないっ！娘が海外に彼氏作ったせいで殆ど帰国しないんだから！笑》

ここが職場のママはひたすらここに遊びに来るし、ここで休憩するし退勤する前は1時間以上ここで話して帰るけど

今日は土日だから誰もいなくて大きな一人部屋だから
ギターを弾いて暇を潰していれば部屋をノックされた

「はい…？」

お昼ごはんも食べ終えたから誰も来るはずないから警戒していれば、まさかのハニで

「ハニ…？」

前まではいきなりハニが現れることなんて
普通だったのに驚いてしまった自分に驚く

HN「……オモニが教えてくれたんだ。ここにいるって、それで………あ、ここ座ってもいい？」

「もちろん、どうぞ」

近くの椅子に座るハニ

「「……」」