世界へ - ４章 - (ページ41)

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＇あ、私は韓国から来ました。あ…でも見た目が
こんななのはウクライナ人でもあるからです＇

de＇君スペイン語を？すごいね。
…あ、ユニフォーム持っていてくれてるんだね＇

＇あ、え、はい、＇

既にAを見る目がとてつもなく優しくて

de＇貸してくれる？＇

＇あ、は、い！＇

Twitterでサインを書いて裏に電話番号を書いてアプローチしたって見たけど、本当にそれをやってて、

＇ありがとうすごく凄く嬉しい＇

de＇こちらこそ君に出会えてよかったよ＇

Aにハグをして耳元で何かを囁いてからユナヌナの持ってるカメラに手を振って去っていったもんだから

ユナヌナのなんだアイツイケメンすぎかよって声もしっかり入ってて、余計に笑えてきた

＇……はあ、今日は幸せでした。インスタの相互フォローにクリスティアーノ・ロナウド様がいるんですよ…他の選手もみんなインスタに載せてくれてて、コメント欄が色んな意味で荒れてます。。笑

だから撮影頑張ります〜！＇

ホテルでニヤニヤしてるAで動画が終わったけど

＇…て感じで、終わったんですけど、私電話番号書かれてることに気づけなくて、1週間経ってインスタのDMが来た時に気付いて…それでお友達として関係を初めて行こうと思ったのですが、、、出来ませんでした。私はアイドル失格です。ごめんなさいBLINK…＇

「「………」」

＇恋をするという演技はしたことがあったけど、Aとしての恋は人生で初めてで…ずっとキュンキュンして…常に心臓がきゅーーっとしてました。今まで演じてきた子を想像して、あ〜この子のこれはこういう感情だったのか。なんて話してて…まあ、私の話は後で置いといて……今…すごく幸せです、＇

「「………」」

＇きっと多くの方が私を批判するでしょう。
もう、慣れました。勿論、慣れたくないけどね…笑

アジアンガールがこの作品に出るのは嫌だとか…
アイドルならアイドルらしくしてろとか…

たくさん言われてきたけど…でも今私が生きてるってことは、耐えられてるってことです、だから大丈夫。＇

「「………」」

Aは

＇私は私らしく。いたいと思います。じゃあまたね〜＇

今までどれほど辛い思いをしてきたのだろう