世界へ - ３章 - (ページ35)

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ワールドカップを終え、ご苦楽レストランの
クランクアップをした次の日だった

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【「ディセンダント」カルロス役、キャメロン・ボイス(20)が死去】
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「っ、……え、？」

韓国について空港を歩いていれば空港のテレビから
キャメロンのニュースが流れてきた

「ちょっ……と、どういうことなの」

私を囲む記者とBLINKに初めてむかついて

「やめて」

冷たく言い放ってテレビの近くにいけば
6日の朝に亡くなったらしくて、

「オンニ…私、私……ちょっと行ってもいい、？」

MN「私も行くよ、仕事なんてしなくていい、
キャンセルするから少しあっちでゆっくりしよう」

「うん…ちょっと今のうちに席あるか確認してくる」

帰国してすぐ荷物を迎えに来ていた事務所のスタッフに預けてマネオンニがキャンセルの電話をしている間に私が席が空いているか確認をしに行って

"1番早い便が丁度夜の8時に出発の
ファーストクラスでしたら2席御用意出来ます"

「それでお願いします。」

オンニが帰ってきた

「怒られちゃった？ごめんね…」

MN「いいんだよ〜。私はヒチョルのマネージャーの時にもう既に沢山怒られてきたからね〜、それに比べればあんなの怒られたことに入らないよ、笑」

「流石だ……私の奢りです、どうぞ」

頼んでおいたスタバをオンニに渡して
気持ちを落ち着かせながら車で宿舎に向かう

「…てんかんを患っていたのは、知っていたから…
少し、覚悟は出来ていたんだよね……
キャメロンとの時間を大切にしようって。でもなかなか互いに撮影で会えないから連絡とか電話を沢山しようって思って…」

私のインスタを開けばたくさんのディセンダントが大好きなみんなから「キャメロンのニュースは本当なの？」と沢山来ていて

「嘘だって信じたいよね…」

マルの衣装を着てサングラスをかけて空港へまた戻って
飛行機に乗り込んでマネオンニが取ってくれた写真をインスタに載せてから

「……キャメロン、大丈夫だよ。
私の大好きな人もそっちにいるから、」

ソフィアたちに連絡して一人の時間を過ごした