世界へ - ３章 - (ページ21)

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今日はアカデミー賞で、

ボヘミアン・ラプソディとAstarIsBornが
ノミネートしているから、行くことになってて…

「……」

ガチガチに固まった状態で車を降りれば

＇Aーー！！！どぅるっどぅるっどぅる〜！！＇

誰かが私の名前を呼んで、変な歌まで歌ってた

「オンニなんか聴こえない？」

MN「そうなんだよ…わたしにも聞こえるんだよ…」

＇カーシーナカーシナ！！ノアー！ワンダーウーマンー！アイラブノアー！ブラックピンクー！＇

気になって記者の方を見渡せばめっちゃ
可愛い子が私を見ててノアーノアー！って呼んでた

「オンニ行ってきていい？」

MN「いいよ行こっか？」

スターたちをかき分けて柔道着の小さいおじさんと
美女のところに行けば、すごい大興奮で喜んでくれて

？『ぴくちゃー！ぴくちゃー！おっけ！？』

yes！と返事をすればほぼ見切れてるな〜って思ったら
画面に電池切れのマークが出てきて、

？『うわまたマイク出てきたよ、最悪…』

多分機械音痴なんだろうな〜って思って、

『私の携帯で撮りましょうか！オンニお願い！』

？『えめっちゃ日本語ペラペラじゃん！』

オンニに3人で撮ってもらってたらブラッドリーも会場に到着して、こっちこっちー！って呼んだら来たから

Br《彼らは何？笑》

《分からないけど日本のコメディアンかな？
ずっと呼ばれてて面白くて探し出したの！！笑》

4人で撮って、そのあと名前を聞いた

『え、イッテQ私見た時あります！嬉しい！
私イッテQ出れるんですか！？いえーい』

カメラにブラッドリーとピース

出川『僕ね、出川哲朗って言うんだけど、
この隣のマリアちゃんがBLACKPINK大好きなのよ』

！？

《それはやばい、どうしようそれは私のファンってこと？久しぶりに興奮する！ずっとあそこから見てる時に可愛い子だなって思ってたの、そんなアナタがBLINKだなんて！メンバー見てるか！！我々の勝利だ！！》

英語が伝わるのか目をうるうるしながら笑ってて

MN「Aいつものあるよ」

オンニが色紙といつもの紫ペンを出してくれるから

《ここでBLINKに会えた記念に》

サインを書いて手渡す

『写真インスタ載せますね〜ありがとうございました』

握手をして、その後に記者のインタビューや写真の嵐を乗り越えて1度ボラプの席にいるラミに挨拶してから、AStarIsBornの席で緊張をかき消すようにワインを飲みまくった