世界へ - ３章 - (ページ17)

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会場に入れば相変わらず空気が悪くて

「ジェニや、今からいい男を見抜く方法を教えてあげる」

JN「え？」

「事務所にリアクションするなって言われて、今までノリノリで見ていた人たちが私たちのステージをつまんなそうにみるような、手のひら返しをする男はダメ。」

JN「なにそれ、笑」

「ファンはそういうの望んでないだろうけど、こういう状況でも関わってくれるような人がいいね。この時代どんだけ頑張ってもバッシングされるんだから…私はそう思う」

JN「………私も、そう思う。

オンニ、…ありがとう」

「可愛い可愛いグループの顔なんだからね〜
大丈夫よ〜あなたは幸せになれるから。

じゃ、便所」

MN「御手洗って言いなさい！！」

マネオンニがガミガミ怒ってたのを無視して廊下に出れば
ミンユンギとテヒョナが歩いてた

SG「よお」

TH「久しぶり〜！ドームで泣いてたね！みたよ！」

「あら、みんな私たちのこと避けるのに珍しい。合格」

SG「だって俺ゾリャクリニックだから」

TH「恋愛くらい誰でもするでしょ〜、俺らはそんな暇ないけどさ、みんなアイドル同士で付き合ってるじゃん。バレてないだけで、やな世界だよね〜

でもリアクションしたら怒られるんだ…
社長からめちゃくちゃ釘刺されてる、ごめんね」

やっぱりね

「いいよ、今日SOLO歌うの違う人だから」

SG「まじか」

トイレから出たら思い切り誰かに飛びつかれて

「ぐはっ、」

いやこれはあれだ

「ホンジス許さねえ…」

ほぼコイツ殺りに来てた

JS「お前んとこ熱愛出たな！おっつー！」

コイツネタにしてやがる……！

《お前よくもまあ可愛い可愛いノアちゃんに足蹴りしやがったな！！！》

JS《お前がちんたら歩いてるからだよ》

《普通に歩いてたわ！！》

悔しくて床に転がっていれば驚いた顔でハニが来た

HN「やー！お前らなにやってんの！？笑」

SN「お、ヌナじゃん」

「ホシや、シュアに殺されそうだった助けて」

SN「も〜、2人とも何してるのさ〜…」

2人とも……って、

《私は被害者！訂正しなさいハムスター！》

許さん！！