JEONGHAN side ページ10
無事SEVENTEENプロジェクトが終わって
明日正式にデビューすることが決まった俺は
Aをいつもの公園に呼び出した
「辞めたかったけどもうSEVENTEENだから
無理だよって言われたの懐かしいね〜」
茶色かった髪は紫に変わってた
HN「いつ染めたの？綺麗だね」
「あーこれは先週かな？ずっと紫補充してる感じだよ。
ジョンハナも長髪似合ってるよ、すごく可愛い」
お互いに髪を褒め合うなんて女子会みたいだ
「知ってた？スビンとジヌ付き合って今月で2年だって」
HN「不思議だよな〜、あんな幼かった
俺の妹とAの弟同士で付き合ってるなんて」
俺は妹にも負けて
「医者になってスビンを楽させるんだ〜って張り切ってるよ。ジヌの方はもう結婚する気満々…」
ジヌの方にはまだかまだかと言われている有様
「私もね、デビュー出来そうなの」
！？
「これも先週決まったんだけど…5人組で〜…問題起こさず頑張れば絶対デビューできるって言われてさ、来年の6月に向けて今すごい頑張ってるの」
ジヌや、
こんなの聞いたら
「スビンとジヌは今すぐにでも結婚しそうなのに…
私は一体いつになる事やら…笑」
俺の気持ちなんて伝えられないだろ？
「ジョンハナも正真正銘のアイドルになったから大変だね
ジョンハナモテちゃうから大変そう」
だけどこんな可愛い子前にしたら
HN「好き」
咄嗟に言葉に出てるもんだ
「ん、？」
こうやったチキンを頬張りながら
聞き返してくる可愛げないところも
HN「Aが好きって言ったんだよ…ここ付いてる」
頭がいいくせに赤ちゃんみたいなところも
「……あ、えっと…ありがとう、」
照れ屋なところも全部好きだから、
HN「…返事はまだ要らない。ただ伝えたかっただけ」
「……う、ん」
気まずそうにちびちび食べてて可愛い……
HN「もうデビューメンバー決まってるんでしょ？みせて」
「一応ね、問題おこらなかったらこれで決定」
写真見せてもらえばめちゃくちゃカッコ良くて
HN「ガールクラッシュって感じでかっこよすぎるね」
「そうでしょ？私の自慢のメンバーなの」
JH「うん、すごいかっこいい。嬉しい？」
「勿論！私が一番仲良かったメンバーが集まってるから…」
JH「そっか、頑張ってね」
まだおちおち恋愛なんてしてられないなって思った
HN「デビューしてお互い人気になったら、また返事聞かせてよ」
「……うん」
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作者名：Starose | 作成日時：2023年8月23日 23時
