世界へ (ページ5)

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練習終わりに携帯を開けばジョンハナから
今から会えるかの連絡が来て漢江に集合したら

「お疲れ様、どうかしたの？」

HN「辞めるって伝えたらもうお前はSEVENTEENだから辞められないよって言われた………俺もうついていけない」

いつもに増して相当病んでる様子だった。

「……そうだよね。私もすごい分かる、その気持ち」
か

HN「明日初めての月末評価なんだ…しかもトップバッター引いちゃって、俺どうしよう、本当に怖いんだ」

「なんという悪運の持ち主……」

HN「はあ-…Aは何歌うの？」

「今回はジャスティンビーバーのbabyかな？
何年も練習生してると段々と歌う曲なくなってくるし
私最近曲も作ってるからオリジナル曲やれとか言われたりして困ってるんだ。私たち大変だね」

ジョンハナが珍しく弱っていてギューッと抱きしめる

「私は何があってもジョンハナの味方だから大丈夫」

HN「……うん。俺も何があってもAの味方」

ジョンハナにありがとうと言おうと思えば
何故か唇が暖かくて、目の前にジョンハナの綺麗な顔

「え…、」

HN「……A、デビュー決まったらちゃんと伝えたいことがある」

ドラマのように少し怖かった。

【恋愛禁止】

アイドルを夢見る私には無縁だと思っていた感情を

「分かった、待ってるね」

HN「……よし！元気出た！頑張る！！」

大切な幼馴染を失いたくない思いが強かった