* ページ37
出国前にAヌナに会った。
「お待たせ、なにか頼んだ?」
JK「あ、うん。ヌナいつものでしょ?」
「お、ジョングガ〜。よく分かってるね」
JK「ちょっと、流石に分かるよ、笑」
あの頃から何も変わってない
「ジョングガたちの新曲すごいいいよね。私好きだよ
今忙しいのに会って大丈夫だったの?」
JK「いいんだよマネヒョンにも許可もらってるから」
邪魔そうに耳にかける髪は撮影のためか明るい茶色に戻ってて
JK「行ったらヌナなんの撮影なの?」
「ん〜確かワンダーウーマンかなあ…決まってからずっとジョングガに教えてもらった筋トレしてさ、私今や筋肉質だよ!笑」
JK「それはよかった!筋肉質のがヒーローはかっこいいよね」
「うん!でも肌が白すぎるからかなり濃いファンデ全身に塗るらしい。色白過ぎることも世界ではあまりよくないな!笑」
アイドルなのに肌荒れしちゃうね〜なんてケラケラ笑いながら話すヌナは多分そんなこと思ってないわけで。
「私ロシアとウクライナは行った時あるけど、…アメリカとかイギリスには行った時ないの。だから少し怖いな」
JK「ヌナなら大丈夫だよ!英語話せるでしょ?
話せない俺が行けたんだから大丈夫!」
「そっか…じゃあ大丈夫かな」
多分緊張と寂しさがあるんだと思う。
JK「ヌナに会えないの寂しいよ」
「……私も寂しいな」
本当は2年近くかかってもおかしくない撮影をヌナが無理矢理半年から1年未満にしてくれ、それが無理なら申し訳ないが他を探してくれって頼み込んだって言ってたから。
JK「寂しいからメンバーに会わないの?」
「うん。私が寂しくて泣いちゃいそうだからね。
一昨日から私が慣れるように頑張ってるの」
こんなにメンバー愛に溢れた人がいるだろうか。
JK「ヌナはメンバーのこと大好きなんだね」
「うん。一緒にデビューできなかった子たちを見て思ったの。あの子たちの分まで私が全部守ってあげるんだって」
ヌナの目はすごく大きくてキラキラしてた。
JK「ヌナ、俺ヌナのこと大好きだよ」
「うん私もジョングガのこと大好きだよ!」
弟だと思われてることはよく分かってる
JK「彼氏にしてくれる?」
「また誰かに付き纏われてるの? 仕方ないなあ…
ヌナが帰ってきたらバシッと言ってあげるよ」
ジョンハニヒョンは一体どれだけ耐えたのだろう
597人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Starose | 作成日時:2023年8月23日 23時