世界へ (ページ23)

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JEONGHAN side ページ23

BIGBANG先輩のステージが始まる前
何故かBIGBANG先輩と一緒にAまで消えて

ずっと戻ってこなかったの思ったら白いグランドピアノの前に座る美しいロングドレスを着たAがいた

T8「あの人がヒョンの幼馴染でしょ？綺麗だね」

「そうだろ？ヒョン大好きなんだ」

横にいるミョンホがそう言うから嬉しくなる

Aしかステージに居ないからAがカメラに映るけど少しだけ手が震えてて、深呼吸をしてから
美しいメロディーの後にLASTDANCEの前奏を引き出した

GD'永遠だと思っていた愛も過ぎ去り もう当然だと思っていた友さえ去っていきますね'

アイドルの待機席の近くで弾いてるからGD先輩を見て
嬉しそうに微笑んでるAにみんな釘付けで

GD'歳を重ねて僕は大人になったみたいです どうしてこんなに不安なんだろう'

楽しそうに弾いてたと思えばどんどん表情が苦しそうで

 VI'人々は今日も過去にとどまって 世界は僕がいなくともうまく回っていきますね'

涙がボロボロと零れていく

 VI＇まだ幼くて僕は大人になれないみたいです 
どうしてこんなにバカみたいなんだろう＇

Aが泣いてると思えばミョンホも泣いてて

＇何ごともなくただ幸せだった頃が昨日のことのようなのにそうこんなに遠くまで来てしまった＇

表情は笑ってるのに口ずさみながら泣いてて

BO「ヒョン。この曲も、's ark が参加してた気がする。
多分すごく辛かった時に書いたんだと思う。」

「そっか…」

LASTDANCEが終わると1度裏に戻って着替えて帰ってきたAの足を見ると靴擦れしてて痛そうだった。

RO「あ、オンニ！お疲れ様～！！！」

ジェニに頭を撫でられてるAを眺めてると
ファンの声に振り返るから必然的に目が合った

「(私は大丈夫だよ)」

嘘つくなよ、辛いんだろ