LUNE【high&low the worst】

#15 ページ15

佐智雄side





いま鳳仙は七森と揉めていて
なにかと大変だ。


今すぐにでも幹部会を開きたい






でも






肝心の幹部の1人

小田島有剣が11時になっても学校に現れない



昨日の放課後もデートとか言って来なかったと思えば
今日は朝から学校にも来ていない



あいつの自由さには

いっつも困らされる。





志｢おおぉいよぉ！！！有剣まだ来ねぇのかよ｣

仁｢うぉおお、もう家乗り込もうぜぇ！！｣



相変わらずうるさい2人


沢｢さすがに遅すぎるな、さき始めるか？｣





ぱっと携帯みると


あさ送ったLINEに既読が着いていた



佐｢いや、きっともう来る｣




返信は来ないけど既読が着いたということはもうそろそろくるだろう


仁｢なんで分かるんだよ！！ まじあいつなにやっt…｣




有｢おー〜す、遅れてごめんねぇ｣

志｢おい、お前遅すぎんだよ…｣


有｢おいおい怒るなって〜｣



いつも通りヘラヘラな小田島




『あ、やっほ〜。お久しぶりです』


仁｢おおぉ！！Aじゃん！！｣

志｢なんだよ、彼女連れて登校かよ〜｣



『仁川、志田 久しぶりだね〜』

『沢村くんも、佐智雄も』




沢｢おう、久しぶり｣

佐｢おぉ、Aお前学校は？｣



制服らしきスカートを履いて
上は小田島のものらしきパーカーを着ていたA



『ん〜？有剣のせいで行く気失せたからやめた』



沢｢それで小田島と一緒に鳳仙に来たのか笑｣

志｢しかも昼からよぉ、こんな時間まで何してたんだよ｣

有｢なにって〜 意味しーん｣


仁｢はぁ、朝からやってたんかい。どうせその後起きたらこの時間だったんだろ｣


『え、ちょっと何言ってんの…！？』


佐｢…、やるのはいいけど学校ちゃん行けよ｣

『ちょっと！？佐智雄まで何言ってんの？！』



有｢あちゃ〜、バレちゃった？ 気持ちよかったね、騎乗位♡｣




耳元で小田島に囁かれ真っ赤になるA




『まじ、何言ってんの！バカ！！！』


仁｢おいよぉおお、朝から騎乗位やってんなよぉお！｣

『仁川！！！大声で言うな！』




有｢またやろ〜ね〜？｣


『ちょっとまじ、有剣は黙れ。』



キレ気味のAとニコニコの小田島

からかってる志田と仁川

黙って見守る沢村


これが普段の鳳仙だ





佐｢まぁ、仲良いことはいい事だな笑。さぁ、始めよう｣



志｢うぃーす｣ 仁｢おう！始めるぞ〜！｣

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