気になるコンビニ店員さん。

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「ほんとにありがとうね、善逸くん」


「え、いやいやそんな全然！」





とりあえず手当が終わり俺とAちゃんは一緒に帰ることになった。

なんかあったら呼べよ、と神様の言葉を貰い


あのあと男たちはすぐに去ってしまった。

神様いわくもう来ないだろうけどまた釘刺しとくとのこと。





「え、へへ…

でもなんか」




それ以上に

いま俺





「かっこ悪いところ、なんか見せちゃったよね……」





俺には力はない。

喧嘩なんていつも謝ってばっかだったし。


男らしくない。





「そんなことないよ。」


「え……？」


「善逸くんは本当にかっこよかった」





まっすぐなその目から

その音から本当のことを述べていることがすぐに分かった。


ドキドキと心臓がうるさい。

Aちゃんがあまりにも見つめるから。





「ああして私のところに来てくれて

守ってくれた。

本当に嬉しかった。」







ああ、もう…





「ほんっとAちゃんすきっ…やばい」


「ふふ、善逸くん照れ隠し？」





いや違います本心です。

そう伝えても上手く伝わらない。





「ほんっとに！ほんとに好きなの！」


「もう何も出てこないってば〜」






うう、でもそんなAちゃんもすき…





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