気になるコンビニ店員さん。

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「バイト？」


「そう、そろそろめげずにやるべきだと思うんだが？」





9時にAちゃんに会いに行こうか悩む中炭治郎にそう言われた。


バイト経験は無いわけではない。

だが俺は





「伊之助も俺もやってるんだ。

親ばかりにお金をもらうのはあれだからな。

善逸もこの家のために少しは頑張れ、やめずに」


「うっ、そりゃあそうだけど」





ため息をついた炭治郎があっ、となにか閃いたように俺を見る。


Aちゃんのところならどうだと





「はっえっ？

何言っちゃってくれてんの？！」


「あ、いやダメだな

それだと善逸が集中できない」





いやそうだよ。

そうだけれども



考える俺にまた炭治郎がアドバイス。





「金がない男、女の子からしたら嫌なんじゃないか？」


「…った、たしかに」


「サラッと金が出せる、かっこいいと思うな。」


「やりますっ！！！」





そうして俺は携帯でネットで調べまくる。

時給、時間、距離…

調べに調べまくり俺はAちゃんのために頑張ろうと決意した。



えへへ、Aちゃんとデートなんてそんなぁ


えへへへ




「炭治郎、あいつ笑ってやがる。

気持ちわりぃ…」


「まぁそういうな。」





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