気になるコンビニ店員さん。

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「いらっしゃいませー」




コンビニのスイーツコーナーからプリンを取りだしてレジに向かう。

するとひとつのレジにいつもの店長と一人の女の子が並んで立っていた。



あ、名札に研修中って書いてある。

最近入ったんだろうなあ。





「い、いらっしゃいませ」






慣れていないのかぎこちない言葉。

名札から顔へと目線を移した時だった。









はあああ〜〜〜

かわいい女の子だぁ〜〜〜









「147円になります。」


「あ…はい、500円で……」




精算を終えた小さくて白い手が俺の手に近づく。

「レシートはご利用ですか？」とニコッと笑った笑顔に胸がしめつけられた。

はい、と声が震えた俺の手にレシートが置かれる。




「ありがとうございましたー」






小走りでコンビニを出たあとすぐに炭治郎も出てきて俺の後を追いかける。

どうしたんだ、と心配して声をかける炭治郎の肩を俺をぐっと掴んだ。






「俺！恋した！

さっきのコンビニ店員さん！！！

めちゃくちゃかわいい！！！」


「は…はあ？」





ドッキンドッキンとうるさい俺の心臓、顔が熱い。

これはもう恋だわ。






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