ウチのマネが挨拶代わりに告白してくる。【SLAM DUNK】

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『雪乃お疲れ』

私は雪乃がいつも飲んでいるミルクティーを渡す


「運動後にミルクティーって…
Aどんだけ私が動かないと思ってるの〜！」

『あははっ、だって実際ボール避けとったやん』

「うぅ…、まぁそうなんだけど！」

笑う私にぐうの音も出ない様子の雪乃


でもミルクティー大好き！ありがと！

そう言って直にキャップを開けると、嬉しそうに飲み始める

その姿を、素直で可愛いなと思う



自販機で沢北と会ったあと、結局雪乃とはぐれたままになってしまった私は

雪乃の試合後にようやく合流することができた
　


体育館の2階にチラリと目を遣ると、こちらを見ていた人物とバッチリ目が合う

私は雪乃の肩を軽く揺らした

雪乃は、ん？と

ミルクティーを飲みながら私の方に顔を向ける
　

『松本が見とるよ』

「っへ！？…………、どこ？」

少し蒸せながら雪乃はそう聞き返す

私が目線で上に誘導してみせると、雪乃はバッと見上げた

お互い驚いたような顔をしたかと思えば、すぐに顔を逸らす

それをみてニヤニヤする私
　



「（人1）さん、メンバー表書くからＢチーム集まってるらしいよ」

『あ、そうなんや。ありがと』

どうやらクラスの男子が私を呼びに来てくれたようだ


私は雪乃にじゃ行ってくる、と軽く手を振って

その男子が案内してもらいながらチームの集合場所へ向かった

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