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真美が自分の席に座りながらのんびりと言った。
てか！！真美なに余計なこと言ってんの！？
案の定、真美の言葉を聞いた永瀬が口角をくいっと三日月型に上げる。
｢へえ、そんな俺のこと好きやったん？
それが今はこれか。あーー、俺傷つくわ〜｣
｢傷つく｣という言葉とは裏腹に、こいつの顔はニヤニヤとした超意地の悪い笑顔。
二週間前の何も知らなかった私に、こいつのこの表情を見せてやりたいわ。
｢でも、２人なんだかんだいって仲いいよね(笑)｣
………………海ちゃん、これのどこが仲いいように見えるんですか。
｢そうか？こいつ、俺のことだけなぜか名字で呼び捨てやからな？｣
永瀬が顎で私を指していう。
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作者名：アリー | 作成日時：2017年4月22日 14時
