妖ウォ×王教ハイネ×星カビ（第14弾！）

3人のお話 ページ11

同じく昼。
フユニャン)おや？ギャラクティックナイトは？
メタナイト)彼なら、鏡の国で遊ぶらしい。
フユニャン)えー？良いなぁ、俺も行こうかなぁ。
ハイネ)あなたウィンナーでのできごと忘れたのですか？
フユニャン)そんなまさかw
メタナイト)何かあったのか？
ハイネ)彼ったら王様の地位も忘れてふらりと護衛も付けずに出歩くんですよ、そのせいで幾度か事件に巻き込まれそうになっていましてね。
メタナイト)本当か？
フユニャン)だってー…。
メタナイト)昔と変わらないな。
フユニャン)そりゃ幼い頃だったからね。
ハイネ)昔に会ったことあるんですか？
フユニャン)メタ君もカービィと同じだったんだよ。
ハイネ)同じ？
フユニャン)うん、カービィは幼いなりの星の戦士、メタ君も妖魔界に来たんだ。
ハイネ)妖魔界に？星の戦士なら魔獣の所に着くのでは？
フユニャン)ちょっとしたトラブルで、ワープスターの機械が壊れたらしいんだ、そして妖魔界に不時着、幼かった彼でも、頭はめちゃくちゃ良くて、言葉も喋れる凄い戦士だったんだよ。
ハイネ)へぇ。
フユニャン)ちょうどその時俺も幼かったんだけど、頭脳レベルだと普通に負けてたなぁ、本当に赤ん坊かと戸惑ったw
ハイネ)有能ですね。
メタナイト)それも誤作動だ。
フユニャン)当時彼は1人で何でもやろうとするまだまだな戦士だったんだ、当時の彼の武器は第4位聖剣だったんだ。
ハイネ)え、赤ん坊で剣を持ったんですか…。
フユニャン)うん、彼は次の特殊部隊のために第5位に移ったんだ、本当は6位にしたんだけど、彼の力を最大に出せないらしくて相性が悪かった、そして彼は第5位聖剣ギャラクシアに選ばれたってこと。
ハイネ)話大分飛んでますけど。
フユニャン)あ、そうだった、幼い彼は1人で何でもしようとするから、家に泊まらないかと誘っても、中々泊まろうとしなかったんだ。
ハイネ)頑固者ですね。
ハイネはクスリと笑う。
フユニャン)ねー！でも、何度か誘ううちに大分打ち解けてきたんだ、それで3週間後くらいにやっと泊まることになったんだ。
ハイネ)本当に頑固者ですね。
フユニャン)だよね。
ハイネ)ということは、彼の修行には…。
フユニャン)俺と俺のお父様かな。
ハイネ)なるほど。
フユニャン)でもその時でも十分強くてね、俺じゃ相手にならなかったんだよね、むしろ俺が修行をしたみたいに。
ハイネ)か弱そうですもんね。
フユニャン)え！？
2人は笑う。

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