妖ウォ×王室教師ハイネ（第1弾！） (ページ37)

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お話＋説教ページ37

ハイネ)！？
気づけばあれほど傷ついた手は元に戻っていた、それどころか、剣の柄を握っていた。
フユニャン)…。
フユニャンはびっくりして固まっていた、その時モンスターが動き出した。
ハイネ)…！
危ないと思って動き出したら身体の速度が尋常なく速くなっていて気づいたらモンスターを跳ね返していた。
ハイネ)？？？？？
リヒト)せ、んせー？
カイ)先生…強い…。
ブルーノ)師匠がついに本領発揮した！！！
レオンハルト)なんだと！？
ハイネ)はい？
フユニャン)…はっ！
今我に返る。
フユニャン)先生だったんですね！！！
ハイネ)はい？
フユニャン)聖剣の適合者！
皆)えぇーっ！！！！
もう1度くるモンスターはフユニャンが技を繰り出してこてんぱんにやっつける、小さい猫が同じくらいのモンスターを技一つで倒すなんて、と周囲は思っていた。
王宮。
3匹)えぇーっ！？
帰ってきたジバニャン、ブシニャン、コマさんにもそれを話した。
ジバニャン)マジニャンかー！
コマさん)やっぱり先生だったズラ〜！
ジバニャン)確かにコマさん気づいてた感じだったニャンね。
ブシニャン)よし！決定したのう！
フユニャン)いやでも…。
ハイネ)その前に…。
いつになく鋭い視線を王子達にぶつける。
ハイネ)護衛無しに出歩くとは、どういうことですか。
ブルーノ)す、すみません師匠…。
カイ)先生…ごめんなさい…。
レオンハルト)仕方ないだろう！お前が勝手に外に出るから！
ハイネ)私は皆様にお伝えしたはずです、フユニャン王の護衛をすると、皆様には王宮に出ないようにと。
リヒト)そりゃー言ってたけどー…。
ハイネ)…はぁ、今回は私が言っておきます、しかし、今後はもう二度とやらないでください、今回はたまたまですが、次はありませんよ。
ブルーノ)はい、師匠！すみませんでした！
カイ)ごめんなさい…。
リヒト)わかったよ…。
レオンハルト)ふん！！やっぱり教師は嫌いだ！！
ブルーノ)レオンハルト！師匠は我々のことを思って！
レオンハルト)僕達だって同じじゃないですかブルーノ兄様！
ブルーノ)それは…そうだが…。
フユニャン)ま、まぁまぁ、これからは気をつけてくださいね？すみません私の勝手で…。
ブシニャン)主に謝らせるとは何事…！
ハイネ)では、私は陛下にお話がありますので。