妖ウォ×王室教師ハイネ（第1弾！）

まだ入れ替わったまま…。 ページ30

ブルーノ？)え？あ、きょ、今日は…(やばい、いつもブル兄センセー大好きっ子だから積極的にやってる！！ここはやらなきゃ！あの馬鹿兄貴めー！！)や、やるります！！
ハイネ)…そうですか、無理はなさらないでくださいね。
ブルーノ？)は、はい！
ハイネ)では、私はこれで。
扉が閉まる。
廊下。
ハイネ)(今日のリヒト王子とブルーノ王子、妙でしたね、同時に声がおかしくなるだなんて、昨夜目立つことしてたでしょうか…。)
部屋。
ブルーノ？)どーすんのさブル兄！ブル兄は大丈夫かもしんないけど俺論文なんてできないよ！？
リヒト？)今日の予定は、確か論文を見てもらってアドバイスをもらう予定なんだが…。
ブルーノ？)どーすんの？
リヒト？)そうだな、アドバイスをメモしてくれ、あとは、これが今日見てもらう論文だ、渡して、なるべく時間を稼げば書くことは無いだろう…。
ブルーノ？)わかった！じゃあ俺はー、多分今日は国語だからー、テキトーに間違えといて、新しい分野いくとわかんなくなるから、雑談とかよろしく！
リヒト？)承知した。
ブルーノ？)じゃ、スタート！
本来ならばブルーノ王子の授業。
ブルーノ？)(うっわー、やっぱ俺ブル兄無理、こんな部屋絶対無理だわ…。)
ハイネ)今日は論文でしたよね。
ブルーノ？)あ！そ、そうそう！あ、そうです！し、ししょー？(こんなんで合ってるのブル兄！)こ、これなん、ですが…。
ハイネ)…。
ブルーノ？)(なんかもうバレてそうな気がするんだけど…！！！)
ハイネ)そうですか、では拝見させていただきます。
ブルーノ？)(あれ？大丈夫？いや、でもカフェの時でも最後の最後にバレたし…。)
解読後。
ハイネ)ふむ、そうですね、特に今回はありませんね、簡単ですし。
ブルーノ？)え。
ハイネ)では、違う課題の論文を
ブルーノ？)あー！それはあとで宿題として…。
ハイネ)？
ブルーノ？)せ、ししょーは、えーっと、どの王子が1番好き？
ハイネ)はい？
ブルーノ？)いや、気に入ってるとか、少しでも好感度が高い、みたいな…。
ハイネ)…全員、個性溢れる王子様なので、順位などありません。
ブルーノ？)そ、そうなん、ですか…。
ハイネ)では、私はこれで失礼いたします、これが宿題です、持ってくるのを忘れてしまったので、後で部屋に来ていただけませんか？
ブルーノ？)は、はい！し、ししょー…。(やっと終わった…。)

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