妖ウォ×王室教師ハイネ（第1弾！）

ハイネ）リヒト王子！？ ページ22

ランチ時。
リヒト)ごちそーさまー。
ブルーノ)リヒト？今日は残してるな。
リヒト)なんか食欲出ないんだよねー。
ブルーノ)大丈夫か！？
リヒト)あーうん、全然大したことないからー。
ハイネ)授業中、身体を壊さないでくださいよ？
リヒト)大丈夫大丈夫！
授業時。
ハイネ)では、授業を始めましょう。
リヒト)…。
ハイネ)リヒト王子？
リヒト)…あ、何？センセー。
ハイネ)大丈夫ですか？
リヒト)大丈夫大丈夫！授業ね授業！
ハイネ)あの、それ、国語の教材ですが…。
リヒト)あれ？
ハイネ)今日は外国語ですよ？
リヒト)あー！そうだったっけー？あははー！
ハイネ)大丈夫ですか？リヒト王子、今日はおかしいですが…。
リヒト)大丈夫だって！センセー心配性だねー！
ハイネ)…？
授業中。
ハイネ)では、ここを読んでください、リヒト王子。
リヒト)…。
ハイネ)リヒト王子？
リヒト)…あっ、あー！わかった！
ハイネ)…リヒト王子、いい加減、話してください、もう隠しきれませんよ、ご兄弟も心配性されてましたし。
リヒト)うわ！？
ハイネ)王子！？
突如リヒト王子が口元を抑える。
ハイネ)王子！？大丈夫ですか！？
近寄ると、腕を掴まれる。
ハイネ)っ…！
握り締める力で、人間とは思えない強さ、リヒトが机に足をぶつけ、机がひっくり返る、凄い音が響いて、ハイネはリヒトの額に手を当てる。
リヒト)せ、ンセーっ？
フユニャン)どうされました？
音により皆が駆けつける。
ジバニャン)お兄ちゃん！あれ！！！
フユニャン)んなっ！
フユニャンがありえない速度で飛んできて剣を抜く、剣が淡く青く光り、柄でリヒトの首を少しの力で叩く、するとリヒトの力が抜け、ハイネの腕を捕まえる手も弱くなる、ハイネはお構い無しに問いかける。
ハイネ)大丈夫ですか？
リヒト)センセー、皆、あれ？俺何してたの？
ブルーノ)覚えてないのか？
リヒト)？
ジバニャン)必殺！ファイヤーエンブレム！！
リヒトから出た変なモンスターをジバニャンが切りつける、すると消滅した。
ハイネ)もう大丈夫ですか？
フユニャン)はい、執着はあまり無いはずなので、！先生！腕！
ハイネ)？
手首に青紫色の痣が手の形をしていた、リヒトが掴んだところだ。
ブルーノ)師匠！？
確かに左手に力が入らない。
ジバニャン)大丈夫ニャン！？
リヒト)ごめんセンセー…。

ジバニャン）マジで大丈夫ニャン？→←アデル、覚醒…？

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