妖ウォ×王室教師ハイネ（第1弾！） (ページ18)

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３人の飲み会（1人は人じゃないw）ページ18

夜。
王室。
ヴィクトール)こうして3人と飲むのは初めてだね。
ハイネ)そうですね。
フユニャン)恐縮です。
ヴィクトール)どうかな？この国のワインは？
フユニャン)とっても美味しいです、白ワイン派なんですね。
ヴィクトール)うむ！
ハイネ)妖怪でもお酒を飲むのですね。
フユニャン)たまにですね、飲みすぎて仕事にならなければ意味が無いですし。
ヴィクトール)どうかな？ここは。
フユニャン)とても、素晴らしいです、感激しました、王子達は個性豊か、何人もの王室教師を追い出したけれど、今回はちゃんと向き合って励んでいる、教師が生徒を思うように、生徒も教師を思っているとは、プロという名の通りですね。
ハイネ)光栄です。
フユニャン)でも、先生って本当に無表情ですね。
ハイネ)…。
フユニャン)すっ、すみません！
ハイネ)いえ。
ヴィクトール)それでも、ハイネは昔から変わってないね。
ハイネ)あなたもですよヴィクトール。
ヴィクトール)そういえばフユニャン王、職務はどうかな？
フユニャン)現在、モンスターの位置はまだ把握できていません、情報収集中です。
ヴィクトール)そうか、で、まだあるのだろう？
ハイネ)？
フユニャン)…しかし、人間にこの任務をさせるのは言い難いです。
ヴィクトール)…。
ハイネ)何です？その任務とは。
フユニャン)これです。
赤く輝く大剣を出す。
フユニャン)太古に作られた古の聖剣の一つです、私が持つ剣の次に古い物です。
ハイネ)よっぽどですね。
フユニャン)これは古代より人間が作った物、あれから適合者は現れず、ずっと浮遊霊家が預かっていたのです。
ハイネ)へぇ。
フユニャン)しかし、今後大王様の予言では、私と特殊部隊とこの剣の力がどうしても必要になると言われてるんです。
ハイネ)へぇ。
フユニャン)モンスターは、妖魔界の怨念とここ人間界の怨念が詰まったモンスター、我々の力では足りないのです。
ハイネ)…。←反応がめんどくなった。
フユニャン)でも、その戦いに何日かかるかもわからないし、もし適合者がいたとしても弱ければ人間もただでは済まない、そういうことになるのです。
ハイネ)それで反対してたんですね。
フユニャン)はい、でも、これは適合者以外には力を発揮しない、だからこのまま戦っても人間界と妖魔界に影響が起きてしまう。
ヴィクトール)んー…。