妖ウォ×王室教師ハイネ（第1弾！）

より深い絆 ページ16

とある日。
ハイネ)………、？
カイ)先生、起きた！
ブルーノ)師匠！！！！
リヒト)大丈夫？センセー。
レオンハルト)何してんだ。
ハイネ)おや？皆さん？
ジバニャン)大丈夫ニャンか？
ブシニャン)主の忠告を聞かなかったからでござるよ。
ハイネ)そういえば…。
そう、レオンハルト王子の授業が終わり、ブルーノ王子の部屋に行こうとしたところ、視界が不安定になって倒れてしまったのだ。
フユニャン)先生、原因、教えてあげましょうか？
ハイネ)…。
フユニャン)寝不足ですよ、先生。
ハイネ)ちゃんと寝ています。
ヴィクトール)寝てないだろう？
ハイネ)陛下。
ヴィクトール)心配で私まで来てしまったよ、寝ていると言っても、毎日ではないだろう？
ハイネ)…。
確かにそうだ、たまーに夜ヴィクトールと飲み明かしたり、この前はフユニャンと話したり、王子達と話したり、報告書書きで遅くなったりと、バラバラな生活だった。
ハイネ)すみません、ご迷惑をおかけして。
ヴィクトール)今日はお休みしなさい。
ハイネ)ですが。
ヴィクトール)このまましても、またこうなってしまう、凄く心配したんだぞ？
ハイネ)…。
ここまで言われては仕方ない。
ハイネ)わかりました。
リヒト)レオ兄めっちゃ心配してたよねー！
レオンハルト)う、嘘を言うな！！
リヒト)まーでも真っ先に飛んできたのはブル兄だったけどー！
ブルーノ)当たり前だろう！
ジバニャン)オレッチ達はちょうど通りかかったら見つけたニャンね。
ブシニャン)うむ、侍従達も騒いでたでござる。
フユニャン)俺は部屋にこもってたけど…。
ハイネ)そういえば、ここはどなたの部屋ですか？
フユニャン)私の部屋ですよ。
ハイネ)では自室で仮眠を取らせていただきます。
コマさん)ここで寝るズラよ〜！
ハイネ)しかし。
フユニャン)ベッドには、疲れがよくとれる魔法をかけてますので、しばらくはここでお休みになられてください。
ハイネ)…感謝します。

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