2話 ページ3
当日
あの人は今、休んでいるはず
出るなら今だ
出来ればこのまま誰にも会わずに館に出たい
でもまあ
テレンス「どこ行くんですか?」
来るよなぁ……仕方ない
「買い出し」
素っ気なく、そして急いでるようにして扉に向かう
テレンス「私も行きましょうか?」
「いや、ヌケちゃんが片方いろって言ってたし、来なくていい」
あとちょっとだ
テレンス「いつ戻ってくるんです?」
「うーん、すぐ帰るよ」
テレンス「すぐ帰ってくるんですね」
あ、やばい
忘れてた、コイツ人の心読めるんだ
声をかけられる前にさっさと行こう
僕は小走りで館を出ていった
後ろからテレンスの声が聞こえたが
無視して走っていった
「ゼウス、惑星出して」
ゼウス「任せるのじゃ」
ゼウスが出した惑星に触れて中に入る
これでひとまず安心だ
予言の惑星を手に取りテレンスの様子を見るが特にあの人に言う素振りはなかったので安心した
65人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カイム | 作成日時:2022年5月18日 16時