嘘つきは誰彼構わず弄りたい【ci】2 (ページ50)

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100話ページ50

｢忍び寄る偽言｣って書いて｢クリープ・ライ｣って読むんどうなん？？？
かっこええん？？？？

しかもウツがわからんとかホンマ誰やねん！？

Ut｢え、他に何か言ってなかったん？｣
Sha｢んー、あっ｣
Zm｢お？？｣
Sha｢えっとな、確信を突きそうなんは"オレンジの髪"なんやって｣
Tn｢ほーん？｣

これ全部2人だけじゃなくて色んな人から聞いた結果なんだってよ〜
シャオロンめっちゃ話しかけに行くやんかw

Sha,Ut,Tn,Zm｢｢｢｢………ん？？？｣｣｣｣
『ん？？』

え、なに急にコイツらどしたん？？

Sha｢いや…そいつ知ってる気がする…｣
Ut｢奇遇やな、僕も｣
Tn｢確かに当てはまるわ…｣
Zm｢マジかァ…｣

コイツらにわかってうちにわからんのアレやな
なんかキツイ…

『え、なんでお前らわかるん？』
Sha｢だって…なぁ？｣
Ut｢……な？｣
Tn｢おん…｣
Zm｢…いや｣
Sha,Ut,Tn,Zm｢｢｢｢お前のことや！！｣｣｣｣
『へー、……ん！？』

ん？？うち？？
すぅ…マジで？？？

『え、マジで言うとる？？』
Sha｢いや、マジ｣
Ut｢女の子やろ？｣
Tn｢どっちかっちゅうと可愛ええやろ？｣
Zm｢そんで口が悪くて…｣
Sha,Ut,Tn,Zm｢髪色がオレンジやん｣

……マジか、そんなことありゅ？？
そんなダサい異名で呼ばれてるん？？？
嫌なんやけど？？

Sha,Ut,Tn,Zm｢｢｢｢かっこええなぁ！！｣｣｣｣
『はぇ？』
Sha｢忍び寄る偽言ってかっこええなぁ！！｣
Zm｢カタカナ語に直してもかっこええ！！｣
Ut｢家が有名なん！？｣
Tn｢普通にすごいやん！！｣
『ちょっ！？そんな一気に言わんといて！？』

待って、頭が混乱してきた…
うちが忍び寄る偽言(クリープ・ライ)なんは百歩譲って理解したわ
ただ…え？こんな褒められる？？

『あ〜…まあ、質問には答えていくわ
シャオロンとゾムへの返答は｢そんなにか？｣
ウツに対しては｢まぁ(悪い意味で)有名やで｣
トントンに対しては｢ありがとう｣って答えとく』
Tn｢あっ…｣
Ut｢おや？｣
Zm｢おやおや？｣
Sha｢おやおやおや？？｣
『なんやねん！！』

なんやその気持ち悪い笑い顔は！！
いったん平常時の顔に戻れ！！
控えめに言ってキモイぞ！？

Sha｢いやぁ？｣
Ut｢別にぃ？｣
Tn｢顔が赤いなぁとしかぁ？｣
Zm｢思ってへんけどぉ？｣
『うっさいわ！！そこについては触れんなや！！』

自分でも自覚しとんねん！！
自覚できるくらい赤いねん！！

Sha,Ut,Tn,Zm｢｢｢｢可愛ええとこあるやん？｣｣｣｣
『黙れぇ！！！』