嘘つきは誰彼構わず弄りたい【ci】2 (ページ16)

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66話ページ16

リード｢普通のギャルゲーはかわいい女の子たちと仲良くなれちゃう楽しくて夢のようなゲーム…ってイメージでしょ、でもこのどぎ魔ぎメモリアルはひと味違う！！魔界の女はそんなに甘くねぇ、現実以上のシビアを叩きつけてくる鬼畜仕様！！｣
『マゾゲーやんか』
リード｢いやいや！この難しさこそがゲーマー魂に火をつけるんだよ！！｣

え、何こいつ…
マゾなん…？きっしょ
マゾはちょっと…うちは好きやないんで…

Sha｢ふーん…でも確かに…そう聞くとちょっと興味湧いてきたかもな｣
Ut｢僕は別に、現実でモテるし｣
『女の子全員と分かちまえばいいんに』
Sha｢おーしそれじゃ4人で(・・・)頑張って攻略しようぜ！！｣
Ut｢やっぱり！？｣
『あれ？うちも入れてくれるん？やりぃ！』
リード｢おー！！｣

えーっとぉ
このどぎ魔ぎメモリアルのストーリーは？

どぎ魔ぎ学園に伝わる伝説
｢卒業式の日…校庭の外れにある古い断頭台の下で告白して生まれたカップルは永遠に幸せになれる｣
あなたは運命の女悪魔と出会い、結ばれることができるのでしょうか＿＿＿＿

うん、物騒すぎるね

リード｢攻略対象の女の子は13人！このうちのひとりと親密になって卒業式の日に告白されたらクリアだよ｣
Sha｢ほうほう｣
リード｢女の子に好かれるためにまずは主人公のパラメータをあげよう！｣
Sha｢色々磨くところあるけど…とりあえず顔やろ｣
『えー…うちは全部平均的にあげるけどなぁ…』

平均的に上げた方がええやん？？
その方が絶対モテると思うんやけど…

Ut｢『バカで貧弱で根性無しのイケメンになってもーた…』｣
リード｢最初はそんなもんだよ、学校生活を送ってるとイベントが起きて女の子と出会えるから…｣
＿＿＿＿

シヲリ｢同じクラスなの。よろしくね｣
＿＿＿＿
Sha｢おっかわええやんこの子｣
『え、なにこの子めっちゃ可愛ええ…』
リード｢遊びに誘って好感度を上げよう！｣
＿＿＿＿

シヲリ｢その日だったら空いてるわ｣
＿＿＿＿

Sha｢よっしゃ約束取り付けたぜ！｣
リード｢女の子と仲良くなれるかどうかは会話の受け答え次第！選択を間違えないようにね｣
Ut｢おっと…ここは僕に任せてくれ、数多の女悪魔を虜にしてきたこのレイラー・ウツが正解をバリコリと当ててしんぜよう…ズバリこれだ！！｣
＿＿＿＿

シヲリ｢この服似合ってるかしら？｣
『すごくかわいいよ！』
シヲリ｢この程度で満足？つまらない男ね、来るんじゃなかったわ…｣