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ずっと抵抗してたのに急に大人しくなったから顔を覗いて見たら薄暗いライトの中でも分かるくらい彼女の顔は赤くて
そんな反応するなんて聞いてねぇんだけど
この際だからと思って後からぎゅっと抱きしめたままなんでドラマでないのかや俺が聞きたいことを聞いてみた
｢言いたくなかったらべつにいわなくてもいいんだけどさ｣
初めの方こそ言うのを迷ってたのか黙ってた彼女は少しづつだけど話してくれた
｢でも共演相手が神宮寺さんだったらお芝居してみたいなーって思いました｣
…
｢俺とだったら演技しごと引き受けるって言ったね？｣
｢こないださ、学園モノのドラマのオファー来なかった？｣
｢あー、来てたかも｣
｢それ相手役俺なんだよね｣
｢え、｣
｢しようよ｣
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革ベルト
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作者名：しなもん
| 作成日時：2018年8月27日 18時
