これは、余命宣告を受けた女の子のお話で。【今日から俺は！！】

No.20 ページ23

ー昼ー

昼になってすぐに、
屋上に向かおうと立ち上がろうとした時。



左足に違和感を覚えた。





...上手く動かない。





瞬間に、あぁ、ついに来たかぁ。と思う。


これもアレ(筋萎縮性硬化病)の症状の一種なんだよね。
いや、多分だけど。


医師には、
「何か症状らしき物がでたら何をしていても直ぐにここに来い、遠出している時は近くの病院へ行け」

的なことを言われているため、
今から病院へ行かなければならない。


『はぁ...。』



「大丈夫？」


私がため息をつくと、
私の顔色や立ち上がるのを辞める、という行動に違和感を覚えたのか、

近くに居た女の子が話しかけてきてくれた。


『ありがとう、大丈夫だよ！、えっと...お名前は？』

私の癖、すぐに友達になろうとする。
それを大いにさらけ出しつつ、笑顔で答える。


「横山瑶香(よこやま はるか)だよ。改めて...よろしくね、咲良ちゃん」


でも、その子...瑶香ちゃんは嫌な顔1つせず、
むしろ満面の笑みで自己紹介をしてくれた上、私の名前を呼んでくれた。


どこまで優しいんだ。可愛いし完璧か。


『優しいんだね、瑶香ちゃん』


そう言うと瑶香ちゃんは「そんなことないよ。」と目を細めて微笑みながら言った。


瑶香「あ、それと、私のことは呼び捨てで良いよ！、私も咲良って呼ぶからさ！」


その発言に私は、「私と似てる性格だ！」と内心少し驚き、喜びつつ、

『分かった！よろしくね、瑶香！』と自分の中の満面の笑みで返した。




これから起こることも、

何も知らないまま。


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更新遅れて申し訳ございませんでした、

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Νew情報

夢主ちゃんは全く人見知りでは無い。


Νew人物

横山瑶香(よこやま はるか)

・性別:女 (一人称:私)

・優しい。

・運動神経も良いし、頭も良い。


私も瑶香ちゃんみたいになりたいです。
もはや人間なのか瑶香ちゃんは。←
完璧過ぎる...、

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